菅田比売神社(八幡神社)
大和郡山市筒井町1332 mapfan

八幡宮の扁額のある鳥居

交通案内
近鉄 筒井駅 北東500m



祭神
足仲彦命、譽田別命、息長足姫命



由緒
 添下郡の式内社菅田比売神社二座にあてられる。 同じ郡内に式内社菅田神社があり、これと対となる神社と推定される。
 創建年代、由緒ともに不祥である。 菅田比売神社は北西数百米にも鎮座。
 そこの由緒。『神紙志料』には、「按、古事記・姓氏録天津彦根命の裔、往々大和に住者あり、且下に菅田神社あるを思ふに、菅田比売は蓋菅田首の祖神天乃目一命の比売神を主として二座を祭れるならむ、然れど明徴なし、附て後考を俟つ。」と

拝殿 手前は摂社の稲荷神社

本殿

お姿
 菅田比売神社を探して歩いていたら、八幡宮を発見、中へ入って見ると菅田比売神社の名も掲げられていた。
 八幡宮に合祀されたのであろう。
 なお、合祀以前の神社跡地も今でも祀られている。北西すぐ。

お祭り

 10月12日 秋祭

『平成祭礼データ』

 当社は奈良県大和郡山市一四四〇番地に鎮座しており伊豆能賣神をお祀りしている。創立年代不詳、式内社、村国墓、贈正一位、安倍命婦、大和志、菅田比賣神二座、須加多、祭日には、鍬やスキをまつり献納したとある。明治七年「郷村社取調帳」に鎮座、筒井村、式内村社、菅田比賣神社、祭神、伊豆能賣神 勧進年月不祥、社殿建坪 間口四尺五寸、奥行五尺五寸 拝殿 無御座候 社地総坪120坪、氏子数167戸、由緒不詳
  以上

  参考 *1『神社寺院大事典』

大和の神々
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