馬立伊勢部田中神社
奈良県橿原市和田町1400 mapfan
鳥居
交通案内
近鉄南大阪線橿原神宮 東1km 北へ300m
祭神
天兒屋根命、豐受姫命、譽田別命
由緒
近年まで八幡神社と呼ばれていた。 『三代実録』貞観九年(867)大和国正六位上馬立伊勢部田中神社に従五位下を授けたことが見え、『大和志』以来、その社を当社に比定してきた。
口碑によると、慶長年間(1596〜1615)の飛鳥川の洪水により、東方500mより現在地の田中宮跡へ遷座。
式内の御歳神社に比定する理由は、御歳神社らしき神社が見あたらない事、『式内社調査報告』では、当社の祭神に豐受姫命の名が見え、御歳神社らしい、とのことだ。
社頭に由緒を書いた説明板があるが、式内社の御歳神社の論社とされていることは一切触れていない。掃除をしていた方にも聞いてみたが、そのような話は聞いていないとの事。
拝殿
本殿
お姿
拝殿は中央土間で、柱間七間と二面の横長。本殿は三間社流造で、七尺弱方の石壇の上に鎮座。
かっては樹木鬱蒼とした社叢であったようだが,台風の影響だろうが、まばら気味。
お祭り
10月16日 例祭
参考資料 『大和紀伊神社寺院大事典』、『式内社調査報告』、『大和志』、『平成CD』
大和の神々
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