釣殿神社
奈良市佐紀町2700 mapfan

鳥居

交通案内
近鉄西大寺駅 東 800m

祭神
天児屋根命、市杵島姫命

拝殿

由緒
 御前池を挟んで佐紀神社が二座鎮座している。その西側の佐紀神社の東側の池の側に神社は鎮座している。 『奈良県風俗史』では、釣殿神社の祭神は天児屋根命・六県命・経津主命としている。これは隣接の佐紀神社と同じである。
 太公望を祭るような解説はないのだろうか。氏子さんで詳しい由緒などをご存じの方は是非連絡を頂きたいもの。
 江戸時代に東側の佐紀神社から独立したとの説もあるようだ。

氏子の方からメールを頂きました。

 私は、現在門外氏子青年団 副団長をしておりまして、奈良市佐紀 釣殿神社の氏子です。
 まず、釣殿神社の由緒ですが。
 式内佐紀神社(佐紀町亀畑)より、平安時代頃、市杵島姫命を祭る神社として、分祀されました。
 また同時期に大国主命神社(現在、西畑氏神の佐紀神社)が分祀されました。
 
 釣殿神社は、江戸時代頃に独立し、祭神 天児屋根命・市杵島姫命と釣殿神(六御県命・経津主命の二柱を合祀した独自の神)の三柱を祀っております(明治期に神社登記してます。)
 
 釣殿神社は、そういう変遷から祭祀しております。
 本殿は、「流造」です。
 
 10月体育の日前の日曜に、布団太鼓台の秋祭りを行っております。
  以上

本殿


お姿
   本殿は春日造(と書きましたがどうやら流造だそうです。)だが、覆殿の中に納まっている。
 境内はよく清掃されている。そうじてこの付近の神社は全部そのようだ。

お祭り

10月 10日 → 10月体育の日前の日曜 例祭

参考 『奈良市史』

大和の神々
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