穴吹神社(穴栗神社)

奈良市古市町677 mapfan

東向きの鳥居


交通案内

バス穴栗神社前 東へ

祭神

 伊栗社(太玉命)、穴栗社(高御産靈尊)、青榊社(青和幣)、辛榊社(白和幣) 神社境内、寺院神社大事典

本殿



由緒

 延喜式神名帳の添上郡の穴吹神社に比定される。
 『日本書紀』景行紀五十五年に春日穴咋邑としての地名ある。神社の創建の由来等は不明だか、後世、春日大社と関係があり、当社祭神が勧請されていって、東回廊内の末社に見られ、青榊明神、辛榊明神、又の名は天乃石立神、又名は五百立明神、穴栗明神、又実名穴吹神、井栗明神又名は宇奈太理坐高御魂神とある。このうち「穴栗」、「井栗」両社は横井村(氏子居住地)から勧請されたと言う。江戸時代には春日平岡貝吹神と呼ばれている。

本殿



お姿

 近鉄奈良駅から南6km弱のこの地域は田園風景で、高い建物もなく、大和国中を囲む山々を見渡すことができる。山見の地である。

 神社の杜に近い場所は土木機械や倉庫のような物が杜にひっついて建っている。それでの社域に入れば、鬱蒼とした木々に覆われた神域で、社殿も遠くからしか見えないが、七間社流造の荘厳なものある。

 万葉集巻十七 三九五二 傳誦僧玄勝是也
 八月七日夜集于守大伴宿祢家持舘宴歌
 妹が家に 伊久里の杜の 藤の花 今来む春も 常かくし見む


お祭り

  
10月 9日  秋期大祭

大和の神々
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