岩神神社

吉野郡吉野町矢治1 its-mo


鳥居、社殿、巨石


交通案内
近鉄吉野線大和上市からバス 上矢治 または樫尾下車対岸に渡る


祭神
 岩の神(平成祭礼データ)
 吉野国樔部らの祖石押分(吉野町史)


社殿と磐座



由緒
 吉野川北岸に鎮座、驚くような巨石が衝き立っている。日本人はこれを神とせずにはおられない。巨石の一部が割れて滝のように見える。 由緒・創祀などは不明、『吉野町史』によると、文献上では元禄の頃までしかさかのぼれない。


お姿
 西向きに鎮座。巨岩につきる。 吉野川沿いの道路に面して岩が聳えている。本殿は春日造素木、板葺きで覆屋がある。
 昭和六十年に改築されている。それ以前は祠は今より遙かに広く、宿無し者が入り込んでいたそうだ。


社殿と磐座


 巨岩の北側には亀裂が入っている。女陰。巨石の裏側は若干広い平地があり、円環状に見えないこともない石が並んでいる。


北側の亀裂↓


巨石を背後から見る。人↓


お祭り
例祭  11月23日


参考 『吉野町史』、『平成祭礼データ』

大和の神々
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