裸石神社
神戸市西区神出町東 雌岡山its-mo


交通

神鉄粟生線 緑が丘 東 2.5km



祭神

日子石神、日女石神


裸石神社



由緒

  神出神社の創建譚と同一と思われる。元宮に位置づけるべきだろう。
 神出神社の社伝による神社創建の由緒は、神出と言うのは素盞嗚尊、奇稲田姫命がここに降臨遇会し、御子の大己貴命を生んだと伝わっていた。

 平城天皇諸国を巡幸の際此の地に駕を柱げ神代の舊事を偲び先の諸神を勧請し、山にある石を彦石姫石と名付けたと言う。



風景 

 神出神社への参道に裸石神社方面の道標があり、右の無舗装の道にはいる。 左側に裸石姫石神社と書いた標識が見える。山道をやや下りつつ数百メートル歩くとなにやら怪しげな雰囲気が漂う。なにせ「裸と姫」の名を持つ神社があると言う。
日子石神は祠の中に祀られているが、日女石神は屋外に置かれている。
 逆三角形は女陰の象徴で、大己貴命の誕生の神聖な所である。

 この辺りはカタコユリ(ユキワリソウ)の生息地であり、一時心ない人々に根こそぎ持ち去られたが、再度植えている。昔の娘達はなでしこで、この山へ登るのを恥ずかしがったようだが、花摘みに行くとの口実でこの神社に良縁を祈願したようである。

日子石神

もうひとつの石神

日女石神



お祭り 

  例祭(弥え祭)  4月18日

神出神社

兵庫県神社誌(昭和十三年)、神戸市の神社(神戸新聞社)

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