穴太神社
八尾市宮町1-10-15 its-mo

二の鳥居

交通案内
近鉄八尾駅 西へ1km


祭神
天照皇大御神、上筒男命、中筒男命、底筒男命、神功皇后、健御賀豆智命、伊波比主命、天子八根命、比賣神

由緒
 当社は旧若江郡にあって、安康天皇の設けられた御名代部の一つ穴穂部の地にして、聖徳太子の生母、間人穴穂皇后の誕生地であり、成人された地と言われる。

 間人穴穂皇后の母親は小姉君と言い、蘇我稲目の子とされるが、小姉君との呼称は珍しいことで、養女ではなかろうか。それは京都府竹野郡丹後町(現在は京丹後市)に間人と言う地名と伝承が残り、間人皇后は争いを避けて当地に亡命、母の故郷か自分の故郷のはず。海部氏の血をひいているのだ。
 他の間人穴穂皇后の誕生地は奈良県天理市田町の穴穂神社付近で、旧地名は穴穂である。当地は物部氏の拠点、八尾、丹後、天理、いずれも海人族の色彩の濃いところ。

 古代氏族穴太氏の一族の祖神を祭る産土神で、境内に残る寺跡はその氏寺。千眼寺と言ったそうだ。

本殿

お姿
 下町風の住宅街に鎮座、八尾は古き良き大阪商人が残っていると言われて久しい。 神社は再建されているようである。


お祭り
 10月14日 例大祭


『平成祭礼データ』

神奈備神社一覧大阪

神奈備にようこそ