梶無神社
大阪府東大阪市六万寺町3丁目its-mo


風景



 祭神

瓊瓊杵尊、木花開耶姫命

摂社
櫻井神社「大己貴命」
春日神社「天児屋根命、比売神、経津主神」


社頭の由緒の一部

 社伝によると、神武天皇ご東遷の砌、日下坂の戦に利あらず舟にて廻し給うとき風強く波高くして梶折れ、舟は水上を漂流して小丘に着き、暫し御舟をとめさせられてご東遷の御偉業達成を祈るためにこの船山の地に御祖神である瓊瓊杵尊を祀られたと伝えられている。現在の大阪湾は。数千年(縄文時代前期)には生駒山麓まで入り込んだ内海であり、神武天皇ご上陸の地は現在の六万寺町三丁目三番付近ともいわれ、「梶無」の字名が存する。


『大阪府史蹟名勝天然記念物』から 

 式内社の神社にて、俗に船山明神と称す。祭神詳かならず。往昔此神の梶無くして此地に着き給うと言う伝説により、航海者の尊崇するもの少なからず。
 境内415坪、楠、松等の老樹鬱蒼として枝を交え、周囲に白壁の塀を繞らす。社殿は西面。

 お姿

 老樹鬱蒼の雰囲気よりはこざっぱりした神社になっている。由緒書きが表の壁に貼ってあるが、字が小さくて読みにくい。戦前の『大阪府神社史資料』の当神社の説明文には神武天皇と言う言葉は一切出てこない。なぜだろう。

 お祭り

 8月15日  夏季大祭   10月23日  秋季大祭



本殿





大阪神社一覧
神奈備にようこそ