川俣神社
東大阪市川俣本町 mapfan
鳥居
交通案内
地下鉄中央線高井田駅 東へ500m 寝屋川を越して北上
祭神
大巳貴命、少彦名命、保食神 または宇気母智神、少彦名神、大年神
川俣郷に住む川俣公の氏神で彦座王とする見解がある。『大日本史神祇志』
由緒
『日本書紀』応神紀に大鷦鷯命(後の仁徳天皇)が髪長媛を得て、悦び、応神天皇の歌への返歌
水渟る 依網池に 蓴繰り 延へけく知らに 堰杙築く 川俣江の 菱茎の さしけく知らに 吾が心し いや愚にして
を行っている。この川俣江が当神社の鎮座地付近。なぜなら髪長媛を日向から迎えて桑津邑に滞在まもなくの宴の中での歌で、桑津邑は摂津国住吉郡であろうとされているから。
河内の湖沼地帯へ入る最先端であり、交通の要衝であったとされている。
河内国若江郡の式内小社、和名抄にも川俣郷として記載されている。当地の豪族は川俣公。
本殿は覆殿の中か 横に椿の大木
お姿
当神社の椿は神木で、この葉を蒸して飲めば熱病に特効ありと、『大阪府史蹟名勝天然記念物』に記載されているそうだ。椿、本当に薬効があるのか、それとも神徳なのか。往古は渾然一体であったのか。
お祭り
10月29日 例祭 昭和三十八年頃に放火により地車焼失・廃絶。
参考『式内社調査報告巻四』
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