栗原神社
大阪府東大阪市吉原2丁目10-33 its-mo

鳥居

交通案内
近鉄生駒線吉田駅 北750m


祭神
中臣雷大臣、水分神、天児屋根命 配祀 春日四神


由緒
 河内国河内郡の式内小社である。江戸時代から昨今までは梶原宮と呼ばれていたようだ。 祀った氏族は栗原連で、その祖神の雷大臣、また遠祖の天児屋根命を祀ったものと見なされている。周辺の式内社には祭神不詳とする神社が多い中、「珍しく祭神が筋目だっている。」と記すのは、『式内社調査報告四』で当社を担当された中村浩氏である。

拝殿                本殿 手前は白菊稲荷神社
 

お姿
 社域は600坪、この辺では広いようだ。どこともだが社域周辺に木々が少ないように思われる。落ち葉が屋根のトイに溜まって雨水が流れにくいなどのクレームがついているのかも知れない。神木と思われる大きい木には流石に文句を言う人も少ないのだろう。

 地主神として栗玉神が祀られている。栗玉神社の創始は、本殿にお参りしている村人に、古大楠木の横から白蛇が現れ、そこに我を祀れとの神の声が聞こえたと云う。土地と氏子の守り神となっている。旧鎮座地の南数bに栗玉神が祀られている。何故、元地ではないのだろう。

栗玉神 元地        現地
 



お祭り
 10月 15日 例祭


『神社の説明板』『式内社調査報告四』

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