大祁於賀美神社
羽曳野市大黒496番地 its-mo

鳥居

交通案内
近鉄駒ヶ谷 南へ400m 大黒寺の裏側に回る。


祭神


由緒
 創建の由緒等は不詳。
 『河内名所図絵』には、「大黒村にあり。延喜式石川郡に属す。今山王と称し、此所の本居神とす。」とある。明治末期に壺井八幡宮に合祀されたが、昭和30年旧社地の」北100mの大黒寺敷地を借用して復社した。
 天童山大黒寺は曹洞宗永平寺派の寺院。日本最古の大黒天出現の寺と称している。寺伝によれば、天智四年(665)役行者が金剛山で修行中に大黒天を感得し、これを桜の木に刻んで、小堂を建てて安置したことに始まると言う。
 旧鎮座地は平坦地の中の小丘であり、水神を祀るほどの場所ではないようだが、強いて想像すれば東には二上山から葛城山が控えてこれが水源であり、遙拝する場所としていたのかも知れない。

拝殿

お姿
 かっての鎮座地は小丘であり、現社地より南100mにあったが、合祀された後に私有地となり、土砂の採取が進み消失している。延喜式では石川郡だが、実際には古市郡、これは100mの差ではなく、郡の境が変わったようである。
 神社は再建ほやほやで新しさが漂う。悪くないモノだ。 

一間社流造赤銅葺



お祭り
 10月17日 例祭


『式内社調査報告』『境内説明板』

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