大阪府東大阪市加納2−19−26 mapfan 交通案内 由緒 祭神を埴安比売命とするのは度会氏『神名帳考証』であるが、この人は根拠まで記していないので、信憑性に疑問ありとされる場合が多い。霊感でもあったのかも知れない。 埴安比売命は土の神で、イザナミの神が御陰を焼かれて苦しむ時に屎に生成される神である。また、 河内と埴安比売命との関連では、第八代孝元天皇が河内青玉之女名波邇夜須毘賣を娶って御子建波邇夜須毘古命を生むとある。御子は後の崇神天皇の時に反乱を起こし、失敗する。この時には逃亡する配下の軍は恐怖のあまり屎を褌に漏らす(樟葉の語源)のであるが、いずれも屎と埴土との連想がある。 (本殿は覆屋の中、流造、間口五間、奥行き五間) お姿 神武天皇遙拝所が境内の西側に東を向いて鎮座、さて、最初の上陸地を遙拝するのか、出発地方面の西を遙拝するのか、橿原神宮を遙拝していないのは明らかだ。
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