春日神社
東大阪市善根寺字宮山6 mapfan

拝殿

交通案内
バス善根寺 東へ500m


祭神
天児屋根命、比賣神、経津主命、武甕槌命


由緒
 神護景雲二年、枚岡明神を分霊して大和の春日に遷座した際、その奉仕者供奉して大和へ移ったが後に故あって二十五名が河内に帰り、山中の一小寺である善根寺の傍らに住んだ。彼らは大和の春日四神を勧請したのが当社の起源と言う。

 明治五年枚岡神社に合祀されたが、十四年復舊。

古来唱えている神楽歌に「宮戸田おがめば西は海、東はお日の御前(みさき)なる」と云う歌がある。この地は草香山の尾崎、すなわち尾根の先端にあたる。(『白鳥伝説上』p.50)

本殿

お姿
 扁額には「日本最初春日大社」と記されている。草香山の麓。直越の登り口に鎮座している。老樹鬱蒼としてその杜は神社らしい。社域は二千五百坪強。社前の石燈籠に長久四年(1043)の刻が見える。

 本殿隣に苔生した磐座があり、玉垣で囲われている。

磐座

 神社の北側と東側には阪奈道路が迫っている。神社から東へ行く直越えの道があるが、阪奈道路の下をくぐって山に入る。その道を暫く登ると八幡地蔵尊や八幡神社が鎮座している。

八幡地蔵尊

八幡神社
 


お祭り
 10月16日 例祭  10月15日に「おだいつ祭」濁酒を配る風習があった。


『大阪府神社史資料』

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