三尾神社
滋賀県大津市園城寺町246 its-mo
鳥居
交通案内
京阪三井寺駅 西 500m
祭神
伊弉諾尊
摂社
稲荷神社「倉稻魂命、底筒男命、中筒男命」
日御前神社「天御中主命、高御産巣日命、神産巣日命」(子授けの神、夏虫の神)
白髭神社(延命長寿)、夷子神社(商売繁盛)
白山神社(結びの神)、愛宕神社(火除けの神)
神門と拝殿
由緒
『寺門伝記』(補録第五・三尾明神詞)に三尾明神について書かれている。
三尾明神は、その昔伊弉諾尊がこの地に降りられ、長等山の地主神となられたとこが発端となっている。この神は常に三つの腰帯をつけておられた。その色は赤・白・黒その形は三つの尾をひくのに似ていた。それゆえ三尾明神と名づけられたと言う。
ある時、その三つの腰帯が赤尾神、白尾神、黒尾神となられ、それぞれ三ヶ所で出現された。その中で赤尾神が本神とされたのだが、太古なのでその初めを知る人はいない。
白尾神は文武天皇の大宝年中(701〜)に、黒尾神は称徳天皇の神護景雲三年(769年)三月十四日(第二の卯の日)の出現とされている。
本殿
お姿
社殿に関しては、貞観元年(859)、園城寺の開祖である智証大師円珍が琴緒谷に復興した後、室町時代、応永年間(1394〜)に足利将軍が現存の本社を再興したものである。
慶長年間(1596〜)には、太閤秀吉が社殿の修理を加え若干の朱印を下附せられた。
本社が現在地に移ったのは明治九年のことであり、明治十四年に郷社に加列され、明治二十二年には内務省古社保存資金下賜、明治四十三年に県社に昇格している。
日御前神社
白髭神社、夷子神社 白山神社、愛宕神社
お祭り
5月 2日 例大祭 5月 3日 渡御祭
『平成祭礼データ』
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