高木神社
滋賀県東近江市蒲生岡本町709 ゼンリン

鳥居


交通案内
近江鉄道 朝日野下車 北北西1km

祭神
高御産巣日神

拝殿と本殿


由緒

 『三代実録』に麻生神と記された式外社。
 社伝によれば神亀元年(724)に創祀された。古くは高岡宮と称した。村の東側に高岡山なる小高い丘があり、これに由来する。窯跡がある。
 『古事記』神代記に、「高木神は高御産巣日神の別の名ぞ」とあること、もしくは大木を祀り、高木と名を改めたと言う。


お姿

本殿(三間社流造 1512年 国重文)

 拝殿の鶏図絵馬は慶応元年(1865)に描かれ、国重文。

鶏図絵馬

本殿に並ぶ摂社の日吉神社も本殿と同時期の造営で、国重文。

日吉神社

 社叢は薄い印象。本殿前の六角石燈篭は正和四年(1315)の造立で国重文。

お祭り
  4月 23日に近い日曜日 例祭 ケンケト・帯掛けまつり

 ケンケト・帯掛けまつりは近隣の上麻生の旭野神社、下麻生の山部神社と合同で執行される。

参考 『平成祭礼データ』、『寺院神社大事典 近江・若狭・越前』、『日本の神々』

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