祇園神社
神戸市兵庫区上祇園町12-1 ゼンリン


鳥居

交通

バス停平野 北へ300m


祭神


素盞嗚尊、櫛稻田媛命

摂社 白玉稲荷社「倉稻魂命」



拝殿 近江に多いタイプに見える。

由緒

 『牛頭天王由来記』によれば、貞観十一年(869)播州広峰神社から京都八坂神社へ「牛頭天王」(素盞嗚尊)の分霊をうつす途中、その神輿がここに一泊したといわれている。以来、当地でも祀り続け、今日に至る。
 京都より2〜3日早く鎮座したことが氏子の自慢だとか。

 素盞嗚尊は牛頭天王とも言われる。牛頭天王との信仰は、もとは大陸<にある牛頭状の山に熱病に効く栴檀を産出していた事から、この山を疫病に御利益の有る神としてあがめたことに始まる。それがインドの密教と結合して大陸に広まり、更に我が国に伝えられ、疫病や農作物の害虫除け、その他邪気を祓う素盞嗚尊と同じと信じられるようになった。



本殿



白玉稲荷神社   烏原神社
 

お姿

 鳥居をくぐると急な石段が88段続く。 明後日(4月1日)に白玉稲荷神社の祭礼と言う関係でしょうから、平野のバス停から境内まで白玉稲荷の旗がズート続いている。途中に塞神社跡がある。
 白玉稲荷神社を中心に向かって左に市杵島姫を祀る市杵島社と応神天皇を祀る烏原神社が鎮座している。
 境内南東隅に大きい石が置かれている。



塞神社跡   境内(標高200m)からの見晴らし(南東方向)
 


お祭り

  6月 7日 例祭
  7月 13日〜20日 祇園祭 神紋に似ているキュウリを供えて祈願する珍しい信仰がある。

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