若狭国:42座 大3小14



遠敷郡[オニフ]:16座 大2小14

多太神社[タタ]
多田神社[ただ]「大己貴命 配 応神天皇」福井県小浜市多田16字宮之下9 玄松子の記憶

若狭比古神社2座[ワカサヒコ](名神大)
若狭彦神社上社[わかさひこじんじゃかみしゃ]「若狹彦大神」若狹彦若狹姫の二神は白石の里に降臨、ここには創祀の社の白石神社が鎮座、境内地には巨木の椿群生林がある。 それより150m程下った清流の深淵を鵜ノ瀬と言い、奈良東大寺二月同の若狭井の水源とされ、毎年3月2日に送水行事が行われる。深淵の上部にも二神が垂迹したという巨巌が屹立する。福井県小浜市龍前字彦野28-7 玄松子の記憶
若狭彦神社下社[しもしゃ]「若狹姫大神」目通り6m、樹高30mの杉の古木があり遠敷の千年杉と呼ばれている。また本殿に向かって右側には樹高18,5m東西、南北の枝張り11mのオガタマノ木がある。福井県小浜市遠敷65-41 玄松子の記憶

小浴神社[オアミ]
熊野神社「伊弉諾尊」福井県小浜市金屋71中首1 石川県と福井県の神社
若狭彦神社境外摂社小浴神社「若狹彦神、若狹姫神」福井県小浜市金屋 玄松子の記憶

比古神社[イハクラヒコ]
石按比古比売神社[いわくらひこひめ]「石按比古神、石按比賣神」福井県遠敷郡上中町大鳥羽字宮の上4-22 玄松子の記憶

比賣神社[イハクラヒメ]
石按比古比売神社「石按比賣大神、石按比古大神 配 素盞嗚命」福井県遠敷郡上中町小原字宮ノ腰23-42,43 玄松子の記憶

椎村神社[シヰムラ]
椎村神社[しいむら]「青海首椎根津彦神」福井県小浜市若狭18-5 玄松子の記憶

波古神社[ハコ]
波古神社[はこ]「波古大神 合 天照皇大神、伊弉册命、山神大神」福井県遠敷郡上中町堤18森脇16 玄松子の記憶

夜神社[クスヤ]
久須夜神社[くすや]「大己貴命」福井県小浜市堅海字宮ノ元10-4 玄松子の記憶

彌和神社[イワ]
八幡神社「應神天皇」福井県小浜市加茂19-11 玄松子の記憶

丹生神社[ニフ]
丹生神社[にう]「彦火火出見尊」太良[たら]の地名の地である。周辺には古墳が点在する。また集落に正林庵には七世紀末の金銅製弥勒菩薩が安置されている。京都太秦広隆寺の弥勒菩薩は新羅系秦氏の守り本尊であるが、奈良時代の遠敷郡一帯にも秦氏が分布していた。 統一新羅時代の成立期に製作された弥勒菩薩像が京都と若狭に存在することは、日本海を媒介とする新羅との興隆交流を想定できる。福井県小浜市太良庄字丹生字丹生森22-2 玄松子の記憶

阿奈志神社[アナシ]
阿奈志神社[あなし]「大己貴命」天応元年創建。福井県小浜市奈古宮ノ脇62-27 玄松子の記憶

曾尾神社[ソヒ]
曽尾神社[そび]「素盞嗚尊」福井県小浜市栗田字宮側30-19,20 玄松子の記憶

許波伎神社[コハキ]
権現神社 京都府北桑田郡美山町山森 未確認
山口神社「大山祇神」京都府綾部市故屋町平田13 玄松子の記憶
新鞍神社[あたぐら]「大國主命 合 火之夜藝速男神、豐受姫命、大山祇命、應神天皇」福井県大飯郡大飯町川上108-3 玄松子の記憶

苅田比古神社[カムタヒコ]
苅田彦神社[かりたひこ]「苅田比古大神」大同元年。福井県遠敷郡名田庄村小倉17宮の谷1 玄松子の記憶

苅田比賣神社[カムタヒメ]
苅田比売神社[かりたひめ]「苅田比賣神」福井県遠敷郡名田庄村下字宮山3-15 玄松子の記憶


大飯郡[オホヒ]:7座 並小

青海神社[アオウミ]
青海神社[あおうみ]「椎根津彦命」祭神を青海郎女(飯豊郎女)とも伝える。青葉山(699m)が近い。この山は「若狭富士」とも呼ばれる秀麗な神奈備山であり、海側の中腹に青海神社が分祀されている。 東南山裾の若王子[なこうじ]山には、弥生中期の石剣等が青葉山山頂に先を向けて埋葬されていた。福井県大飯郡高浜町青15-1 玄松子の記憶

伊射奈伎神社[イサナキ]
伊射奈伎神社[いざなぎ]「伊射奈岐命」福井県大飯郡福谷字宮前48-7 玄松子の記憶
山ノ神の杜 福井県小浜市荒木伊射の森 玄松子の記憶

香山神社[カゴヤマ]
香山神社[かぐやま]「天香山命」福井県大飯郡高浜町下車持44字高森7-1 玄松子の記憶

静志神社[シヅシ]
静志神社[しずし]「少名毘古名神」大谷口と言う山林の中の小字[静志奥]にあった蔵王権現の小祠が静志神社と推測され、式内社と認定された。「神祇資料」では祭神を天日槍とも推定している。近くに野尻銅山があり金属精錬にも関わるか。福井県大飯郡大飯町父子46静志1 玄松子の記憶

日置神社[ヒオキ]
日置神社[ひき]「應神天皇」福井県大飯郡高浜町日置字半ノ木49-23 玄松子の記憶

大飯神社[オホイヒ]
大飯神社[おほいた]「大飯鍬立大神」福井県大飯郡大飯町山田4-1 玄松子の記憶

佐伎治神社[サキチ] 
佐伎治神社[さきち]「素盞嗚尊、稻田姫命、大己貴命」福井県大飯郡高浜町宮崎字宮内59-4 玄松子の記憶


三方郡[ミカタ]:19座 大1小18

須可麻神社[スカマ]
須可麻神社[すかま]「須可麻大神」伴信友は神社私考の中で祭神を天之日矛から神功皇后への血の流れから、その由縁で皇后の御祖母の「菅竈由良度美姫」と考証している。福井県三方郡美浜町菅浜98-3 玄松子の記憶

御方神社[ミカタ]
御方神社[みかた]「櫛御方命 合 山脇大神、事代主命、大山咋命」福井県三方郡三方町三方21-1 玄松子の記憶

伊牟移神社[イムイ]
伊牟移神社[いむい]「國常立命 合 伊弉册尊、譽田別命、天津兒屋根命、市姫大神、譽田別命、大日貴命、伊弉諾尊、建御名方命」福井県三方郡美浜町郷市25-16 玄松子の記憶

多由比神社[タユヒ]
多由比神社[たゆひ]「譽田別命 配 菅原道眞、天照大神 合 大髭大神、白髭大神、若宮大神、倉稻魂大神、大山祇命、神明大神、素盞嗚尊、蛭子尊」福井県三方郡三方町田井93-2 玄松子の記憶

丹生神社[ニフ]
丹生神社[にふ]「別雷命」福井県三方郡美浜町丹生33 玄松子の記憶

織田神社[オリタ]
織田神社[おりた]「國常立尊」福井県三方郡美浜町佐田97-6
織田神社「國常立尊」福井県三方郡美浜町北田29-4 玄松子の記憶

部神社[ワニヘ]
日吉神社「大山命」福井県三方郡美浜町佐柿29-2 玄松子の記憶

佐支神社[サキ]
佐支神社[さき]「佐支大神 配 素盞嗚尊」福井県三方郡美浜町久々子6-4 玄松子の記憶

宇波西神社[ウハニシ](名神大。月次新甞。)
宇波西神社[うわせ]「彦波瀲武草葺不合尊」この地域には九州日向国の住人が移住してきており、付近の村村とは言葉遣いも異質である。福井県三方郡三方町気山字寺谷129-5 玄松子の記憶

高那弥神社[タカナミ]
高名彌神社[たかなみ]「高那彌大神、大山咋命、倉稻魂命」福井県三方郡美浜町竹波13-1

仁布神社[ニフ]
織田神社境内社に丹生明神があったが春日神社に合祀され、更にその由来も失われた。紀伊丹生神を勧請したものであるので祭神は「丹生都姫神」であろう。織田神社:福井県三方郡美浜町佐田97-6

須部神社[スヘ]
須部神社[すべ]「蛭子大神 配 陶津耳命、大國主命」社地の北100mの水田の嶌遺跡から須恵器や弥生土器など600点余が出土した。陶津耳命が祀られている所から遺跡に関わる神社であろう。福井県遠敷郡上中町末野字神ヶ谷36-11 玄松子の記憶

木野神社[コノ]
木野神社[きの]「天日方奇日方命 配 應神天皇、二王ノ大神、大山積命」福井県三方郡美浜町木野7-6 玄松子の記憶

弥美神社[イミ]
彌美神社[みみ]「室比古王、建御雷神、天兒屋根命、布都主神、比大神、大山祇命」室比古王は日子坐王の皇子、孝元天皇の孫。旧社地は西500mの小字[逢うの木]にあり石碑がある。一千年以上の老松があるとされる。福井県三方郡美浜町宮代7森下2 玄松子の記憶

於世神社[ヲセ] 所在不明


常神社[ツネ]
常神社[つね]「神功皇后 合 若狹彦神、若狹姫神、草葺不合尊、天照皇大神、柳原神、渡津松神、神留間神、三望大神」福井県三方郡三方町常神10-2 玄松子の記憶

能登神社[ノト]
能登神社[のと]「大入杵命 合 譽田別尊、大山祇命、大鷦鷯命、加茂大神、大山咋命」福井県三方郡三方町能登野字森ノ本19-3 玄松子の記憶

闇見神社[クラミ]
闇見神社[くらみ]「沙本之大闇見戸賣命 配 菅原道眞、天照大神 合 建御名方命、底筒男命、中筒男命、八坂刀賣神、火軻遇突智神、別雷神、國懸神、日前神、玉依姫、大山咋神、加茂健角見命、表筒男命、應神天皇、神功皇后」
神功皇后との皇位争いに敗れた忍熊王に従った倉見別の領地であった。また地元の伝承や越前織田の剣神社の伝承ではひそかに若狭から越前に逃れたことになている。福井県三方郡三方町成願寺字御手洗12-7 玄松子の記憶

山都田神社[ヤマツタ] 所在不明
天神社「菅原道眞」論社参考社 福井県三方郡三方町佐古22 玄松子の記憶
 

H24.1.23 『平成祭礼データ』に由緒の記載は一社もない。
延喜式神名帳目次

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