羽賀宮神社(姫宮神社)
福井県小浜市羽賀宇田中73-15 its-mo

鳥居

交通案内
小浜駅北3km


祭神
下照姫命




由緒


 「羽賀姫大明神宮、本地十一面観音」と古文書にある。羽賀寺の鎮守として勧請された。

 羽賀寺は行基の創建と伝わる。由緒譚が残っている。霊亀二年、神の取りが来てこの山頂にとまった。舞上り舞降り五色の羽毛を輝かし、うるわしい声で鳴いた。天上へ飛び去った後に行基が羽毛を見て、鳳凰の羽である、鳳凰の降りた跡には玉が出る。と云い、調べて見ると玉が出た。その地に寺を建立したと云う。

 姫宮神社は奈古の阿奈志神社の南側にも鎮座、姉妹神ゆえ、両村人間の婚姻はなかったと云う。 『寺院神社大辞典 近江若狭越前』

社殿



お姿
 羽賀寺参道の南側に鎮座、大きくはないが、社叢はしっかりしているように見える。


お祭り


例祭  5月 1日




奈古の姫宮神社

住所 福井県小浜市奈胡字森の下57-6 its-mo

社殿


祭神 高照光姫命(一般には下照姫命と同神とされるが、当地では姉妹神とする。)

由緒 不詳。阿奈志神社の巫女神として勧請されたのかも知れない。天日槍神は赤留比売神を追いかけて来たとされる。 難波比売碁曾社に坐す阿加流比売神と云う。現在の比売許曽神社の祭神は下照姫命となっており、賀茂族と天日槍神を奉ずる人々との関連は要調査。

お姿 山裾に鎮座、社前が工事中で鳥居は見えなかった。 

お祭 3月1日  

本殿


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