近鉄奈良線の瓢箪山駅の南側の商店街を少し行くと東側に鳥居があり、
その向こうに赤い鳥居が見える。
後期古墳時代の6世紀はじめの造営とされる双円墳の瓢箪山古墳の西斜面に西向きに社殿がたてられている。 社伝によると、天正十一年(1584年)豊臣秀吉が大坂城築城にあたり、伏見桃山城から”ふくべ稲荷”を勧請したのが創建と言う。
飛狐の伝承の石柱がある。
瑞穂甘露 潤養生 太占遺風 破雲霧 と刻まれており、高い所に説明板がある。
石柱頂上にご神使の神狐が御神意を奉じて飛ぶ姿を表す。碑文に瓢山稲荷大神の五穀豊饒の御神徳を崇める(以下判読不能)
また、辻占の総本社として知られている。
『大阪府全志』によれば、以前は小なる叢祠にて、祠と街道との中間南側に一茅屋ありて、老翁の辻占を判じたるに過さりしが、維新の後大阪の一商人この辻占によりて営業上大いに利し祠を今の如く改築せしにより少しく大きくなる。と記されている。河内国名所図絵にも触れられていない。
石柱
辻占
1.神前に願い事をよく祈る。
2.おみくじをひく。番号がある。
3.東参道入り口の占場で気を鎮めて占場石を中心に正面を向く。 通行人の姿、年齢、持ち物、言葉、葉来物、連れの有無等を詳しく観察する。
おみくじの番号1番 最初の人(連れ)
おみくじの番号2番 二人目の人(連れ)
おみくじの番号3番 三人目の人(連れ)
左右どちらから来てもいい。
4.社務所に戻りことの次第を申し出る。
金3、000円から
お祭り
7月17日、18日 夏季大祭 |