乗鞍神社
岐阜県高山市丹生川町岩井谷字山越704 watchizu


交通案内
高山−平湯温泉バス 旗鉾下車 北側から橋の下の通り沢の池上谷川沿いに南へ3km

 

祭神
五十猛大神ほか三柱の神



由緒
  創建年代は不詳。元禄検地の除地一反余。往古乗鞍大神を分祀して伊太祁曽神社と称し、宝暦二年(1763)に再建した。
 字わらび野に白峰神社が鎮座。東方乗鞍岳の威容を仰ぎ、これを崇拝して山霊を奉祀したのが始まりと伝える。古来神徳が顕著で悪疫防除などに霊験があるという。
 天明八年(1788)京都御所の焼失により、当社にあった杉の巨木を献上した。禁裡内の杉戸に用いられた。切り株跡が残っている。しかし安政五年(1858)の大火で炎上してしまった。



お姿
  乗鞍登山口と彫られた石灯籠が集落の入り口にある。道の左側に草に覆われた石段の残骸がある。これを約50段程登っていくと山道を横切れば鳥居、社殿がある。 全体的に草が生い茂っているが、石段の草はそれでも人の手で刈り取られた跡がある。 集落に残った数軒の家人の心使いであろう。

 境内の杉の木は樹齢数百年と思われる大きいものである。その落ち着いた雰囲気は古木にそなわった威厳だろうか。

 平金銅山は明治二五年に発見され、大正七年の閉山まで日本有数の鉱山であった。最盛期には1000人を越し、2万トンを生産した。




お祭
例祭 9月11日


参考 飛騨の神社 平成祭礼CD 円空と瀬織津姫

飛騨の五十猛命
五十猛命ホームページ

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