千葉県の五十猛命
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(墨名)熊野神社
千葉県勝浦市墨名134

鳥居

交通案内
外房線勝浦駅

祭神
祭神 熊野加武呂命 合 伊太祁曽命、高

由緒 

 御事績(神社御由緒書きより)
熊野加武呂命 別の御名 伊弉冉尊
悉くに萬物を生み給う神にして国土経営に神功を建てられた本地垂迹説に依り、朝に 現世安穏を祈り夕に来世を極楽を祈り中世仏教習合した為熊野大権現の呼名も高く熊 野詣での信仰厚き神なり

伊太祁曽命 別の御名 五十猛命
素盞鳴尊の御子にして気性武く強く樹の種を国々に分布し植林せしめ有功の神で紀伊 の国に祀られ木の神、植林の神と尊信厚き神なり

たかおかみの神 別の御名 貴船の神 木船の神
水事を主宰し農業を以て唯一としている我国の上代に於て雨を降らせ氷雨を止め祀中 祈雨止雨に霊験ある神水を司り五穀豊穣を祈願し木の森の神と豊漁の守護神と尊称せ らる神なり

ご創立
神武の御宇天富命勅命を奉じ四国の忌部(斎部)の裔を率いて東国沃壌の地を求め房総の地に至り麻穀を播植せしめ開拓民の地を定められ、漁にに優れたる紀伊の忌部の裔を別に招き狩漁の術を授けしめ給う。
 紀伊の忌部郷土の主護神熊野六神、木の種の神伊太祁曽の神の御分霊を奉遷し勝浦の地に移住。狩漁の業を奨励し主護神と尊び墨名の里に祀る熊野神社の御創立の始めなりと傳う。
 貞観九年春部直黒生名の節婦ある時に熊野大神の御神徳を尊び祭祀奉幣をなすと見ゆ村上天皇の御宇里人新たに神祠を建て鎮守の神と尊崇す。
 養和元年伊豆伊東の伊藤祐親の支族 伊藤祐範なる者 源頼朝公を怨悪することあり難を避けこの地に来り 春部の家を主として貴船の神に武運弥栄を祈念し祀るを後 熊野の社に相殿として合祀す。
 慶長年中元禄年中に海嘯あり、社殿倒潰するを後宝暦12年大岡出雲守忠光の所領となり社地免租とせらる。
 明治4年御一心御改政に付社地上地す 同41年元上地の山林譲与せらる 昭和20年8月戦災により社殿炎上 御神宝を奉遷 難を避くも記録を消失せり 直ちに社殿を復興するが 後年昭和37年現社殿を建立す。

お姿
 
社殿(南向き)


本殿


お祭
例祭 

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