岩楯神社・岩立神社
対馬市上対馬町河内字藤内ケ内43番地イ第2 its-mo

鳥居



交通案内
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祭神
素盞嗚命、五十猛命、蛭子命

岩の上の社殿




由緒 

 往昔、素盞嗚尊が韓土より帰り玉ふ時、此の浦に御船を寄せ玉ひしと云ふ。依って後年に至り神徳を仰ぎ祀る所なり。或いは岩瀬神社と称す。
 元来本社は」左河内の在所字岩楯に在りて神籬磐境の社なりしを後此の地に遷座し蛭児命を同殿に祀り始めて社殿を造営す。

 岩立権現社については、「神社帳」には祭神を豊玉姫とし、「紀事」は素盞烏尊、五十猛命としている。
 また、「紀事」には、次のようにも記述されている。
 社なく森の中に磐石あり、是を神位とす。川水はり余りて田畠を損うを防ぎとむるおもなる所なり、按ずるに滝には非ず、恐らくは岩楯の名よからむか、村の南二町ばかりの所にあり、間にして四寸ばかり。

本殿




お姿
 東向き。急な石段を登る。本殿は更に高い場所に鎮座。目の前は海。神社の南側は岩の多い神山に見える。

 その昔は無社殿で神山麓に神体の幣が東向きにあり、幣に対して巫女が神楽を奏した。

神山



お祭

例祭  3月 3日

参考 『式内社調査報告』、『対馬神社誌』、『平成祭礼CD』


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