伊賀武神社
島根県仁多郡奥出雲町佐白116番 its-mo

鳥居

交通案内
JR 三成駅下車 北西4km

祭神
五十猛命
配 武御名方神、豐磐窗命、櫛磐窗命
摂社
八重垣神社「須佐男命、稻田姫命 配 足名槌命、手名槌命」
八重垣神社元宮
八重垣神社は須佐男命の大蛇退治に縁深い佐白地内「八頭」に鎮座し、手名槌・足名槌の末裔と称する馬庭氏の鎮守神であった。
この神社の元の鎮座地周辺には、手名槌・足名槌の「長者邸」という屋敷跡、その庭の白椿の「連理の大樹」(枯損)、二神の杖であったという「立身竹」。二神の遊興の場「茶屋場」、御社頭の稲田姫の髪を梳る時に用いた「元結掛松」、大蛇退治の毒酒を醸した「和泉谷」。大蛇が住んでいた「池の谷」等々の旧跡地があり、往古を偲ばせている。 (神国島根)
西尾神社元宮「天御中主命、天照大御神、月讀命、大山祇命 配 譽田別命」
若杉神社元宮「若姫命 配 須佐男命」
佐白町恵美須神社「事代主命」
八坂神社「素戔嗚命、稻田比賣命」
前布施社日社「天照大神 配 大己貴命、少彦名命、稻倉魂命、埴安姫命」
前布施大仏社「大山祇命」
前布施秋葉社「迦具土神」
瓊々杵神社「稻倉魂命」

社域

由緒
 神社域内にも由緒を書いたものはない。下記の祭礼データにもあるが、創立年号不詳、由緒不詳となっている。 式内の伊賀多気神社と同じ神社名、祭神名である所から、勧請されたのものと思われる。

平成祭礼データの由緒
 創立年号不祥。明治三十九年四月勅令第九十六号により、明治四十年九月二十七日島根県告示第二四○号を以て神せん幤はく料を供進することを得べき神社に指定せらる。
 若姫命は布勢村大字佐白字東垣内に鎮座、若杉神社と称す。
 須佐之男命は同社合殿登多和神社と称す。
 由緒不祥といえども明治四年十二月村社に列せらる。しかるに、明治四十年六月二十五日許可を得て、同年十一月二十三日本社に合併す。
 天御中主命、天照大御神、月讀命、大山祇命は布勢村大字佐白字西尾に鎮座、西尾神社と称す。誉田別命は同社の合殿八幡宮の祭神なり。

お姿

本殿

 佐伯氏の拠点だったそうで、当時は繁栄したのであろう。現在も町は明るい雰囲気に見える。神社は町を少し離れた山の麓に鎮座している。

お祭り

例大祭  十月十日

出雲の五十猛命
五十猛命ホームページ
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