神社(はて)
三重県津市一志町大字波瀬4248  its-mo


交通案内
三交バス津ー室の口線「波瀬支所前」徒歩2分

鳥居、拝殿


祭神
火雷神、安閑天皇、大屋津姫命 ほか

由緒
 式内論社。延暦二十(801)年、伝教大師が社殿を改造されたとの記録がある。 矢頭山天徳院神宮寺別当が祭祀を司ってきた。「天徳院」の称号は、北畠親房の命名によるのもである。 伊勢国司の北畠家は代々信仰深く、高二十一石余を寄進されたこともあった。 後、紀州藩の領地となって、紀州徳川家の代々の祈願所となった。

 明治六年に神仏分離して、矢頭神社は波神社と改称され、神職が祭祀を奉仕することとなり、神宮寺は廃止された。
 明治四十二年、村内三十三社を合祀し、波神社と単称、旧波神社跡は波神社の奥宮となった。

本殿(神明造)


お姿
 神紋は「丸に並び矢」。波瀬小学校の南側の山裾に東向きに鎮座、神域は木々が豊かで落ち着いた雰囲気であった。

お祭
例祭 10月10日
 
参考文献 三重県神社誌

五十猛命ホームページ

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