中臣印達神社(なかとみいんだつ)
兵庫県たつの市揖保町中臣1360 ゼンリン


交通案内
JR山陽本線龍野から東へ揖保川大橋を渡り、揖保川上流へ1kmで中臣山(頂上にタンク)の麓

祭神
五十猛命
摂社 木種神社「素盞嗚尊」

由緒
 中臣氏に祭られた射楯神である。揖保川は中臣山の西や東を流れていたが、この丘はこの地域を開拓するのに拠点ともなり、祭祀の場でもあった。
 播磨国風土記にある天日槍と葦原志挙乎の国占伝承で名高い「粒丘」に比定されている。境内に「粒丘」と彫った石標がある。中臣粒大神とも呼ばれていた。 北2500mの対岸には粒坐天照神社がある。境内には式内阿波遅神社が合祀されている。

本殿


お姿
 鳥居と神社間は400mの参道である。楠の木や杉が多い神社である。木の神を祀る神社らしい。

拝殿


お祭

春祭り  4月20日
例祭 10月10日
 
参考文献 日本の神々2(糸田恒雄)白水社

五十猛命ホームページ
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