杉山神社
横浜市保土ケ谷区星川1ー19ー1(明神台)


交通案内
相模鉄道星川駅南西の丘の頂上、駅から300m ゼンリン

祭神
 日本武尊、東国平定の第一人者として人気が高い。
 境内社  伏見稲荷社

お姿
  明神様として崇敬されている。高台に鎮座し、見晴らしは良い。
 ご祈祷受付所は立派である。神社では本殿拝殿が立派である必要はないが、社殿をみすぼらしく見せてしまう程受付が立派なのも雰囲気を壊す。 この神社の鎮守の杜には杉や松がそこそこあるが、なんとなく寂しげである。立ち入れないような杜が無いのである。
 宮司の家は鳥居の近くで、ここで星川杉山神社のチラシを頂いた。これによると、続日本後紀に「武蔵国都筑郡枌山神」が霊験あらたかなるを持って官社に列せられたとある。江戸名所図会に下星川村あり、延喜式内の神社「杉山明神社」として古くより語り伝えられていると記されている。

御神紋の三本杉
 神の御心は、神託、神符で伝えられてきたが、神紋でも伝えられるようになった。この神社の紋は三本杉で天に高くうっそうとした神聖な杜を表しているとの説明である。 杉は、安産のお守りや魔除け、また杉の脂は火傷や吹き出物の塗り薬に使用される。樹木は屋敷の宅神、商売繁盛の福の神として信仰されていると記されている。神社では「標の杉:しるしのすぎ」をわけている。

『平成祭礼データ』杉山神社

 杉山神社の御祭神 日本武尊 (やまとたけるのみこと)
国土平定の第一人者、日本武尊は第十二代景行天皇の第一子としてお生まれになり、 敵方から日本一強いと尊称され、草薙剱 (くさなぎのつるぎ)も一段と冴えわたり、 たちまち東国を一蹴しました。

御例祭・・九月十九日 [杉山まつり]
例祭日は九月の十九日を中心として、第二週または第三週の土・日曜日に行われます 。当日は、本殿での祭儀に引き続き神輿の渡御があり、境内では献画展や奉納行事な どが催されます。また、参道には露店など数多く並び、秋まつりにふさわしい神賑わ いを見せております。

杉山神社のいわれ
東にはるか上総の山々、西に霊峰富士をのぞむ神の丘に鎮まります当社が初めて国史 上にあらわれるのは、『続日本後記』です。その承和五年 (八三八年) の二月の条に 「武蔵国都築郡枌 (杉) 山神」が霊験あらたかなるをもって官社に列せられたとあり 、同十六年 (八四八年) 五月の条には「武蔵国旡位扮 (杉) 山名神」が従五位下を奉 授されたとあります。さらに降って、『江戸名所図会』に「新町より八町あまり北の 方下星川村にあり、延喜式内(えんぎしきない) の神社にして云々」とあるように「 延喜式」神名帳に武蔵国四十四座の中に「都築郡一座(小社) 」と記載されており、 多摩川以南、都築・橘樹・久良岐三郡において唯一の式内社との伝承が古くより語り 継がれております。御祭神日本武尊は、三種の神器草薙剣の神話にもあるように強い 意志と決断力の御神格があり、この剱が知恵のことをあらわすことから出世・開運祈 願・厄除および商売繁盛・縁結び・交通安全・金運に恵まれるとの御神徳が伝えられ 、人々は幾世代にわたりその御神助を祈ってまいりました。

御神紋の三本杉
古来より、神の御心は、神託(しんたく) 、神符 (しんぷ)などで人々に伝えられて おりましたが、やがて神の御心は具体的な形でも伝えられるようになりました。それ が神紋といわれるものです。当社の神紋は、社名の通り天に高くそびえる杉の紋で、 三本杉はうっそうとした神聖な森を表わしております。特に、杉の枝は安産の御守り や魔除にされたほか、杉の脂は火傷や吹出物などの塗り薬に使用され、杉の樹木その ものは、屋敷の宅神、商売繁盛の福の神として広く信仰されております。また、屋久 杉・神代杉に見られるように長寿のシンボルとして樹木の崇拝の中心的存在であり、 全国的に見ても杉を神木とする神社が数多くあります。

境内神社・・伏見稲荷社
御祭神 本社と同一境内に鎮座する伏見稲荷社の御祭神、倉稲魂神の「うか」「うけ 」は古く食物を意味する言葉で、また稲荷は「稲生り」「稲成り」の意味で神像が稲 を荷なっているところから「稲荷」の字があてられたといわれます。稲荷の神はもと もと農業の神ですが、米一粒が何倍にも殖えるように、広く殖産の神として商売繁盛 の福の神はもとより諸産業の守護神として、あらゆる職業の人から信仰されています 。
御神徳 商売繁盛・家内安全・交通安全・災難除・子孫繁栄また、学業成就・芸能上 達などです。

明神さまの厄除(やくよけ)
人間の一生の間には、身体的、社会的に危機あるいは転機として受けとめられている 年齢があります。このうち、災難や病気が降りかかる年を厄年と申しております。時 代や地域によって若干異なりますが、現在では、男性は二十五歳、四十二歳、六十一 歳、女性が十三歳、十九歳、三十三歳、三十七歳が厄年とされています。特に男性の 四十二歳はシニに通じ、女性の三十三歳はサンザンの意味として最も恐れられていま す。厄年をのがれるため、当社では杉山大神(明神さま) の御神徳をいただいて、厄 除の御祈祷を御奉仕申し上げております。厄年を迎えるにあたって心身の厄をはらい 、すがすがしい気持ちで毎日を過ごされますよう、心よりお祈りいたします。





お祭り
例祭  9月19日を中心に第二第三の土日曜日。

公式星川杉山神社
武蔵の五十猛命

五十猛命ホームページ

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