八社神社
行橋市大字吉国字向園31 ゼンリン


鳥居

交通案内
バス 吉国 南へ300m



祭神
高皇産靈神、神皇産靈神、玉積産靈神、生産靈神、足産靈神、大宮能賣神、御食津神、事代主神
摂社 木實神社 句々迺馳命、五十猛命、罔象女命



由緒
 御巫等祭神8座を祀る。天平年間(西暦七三〇年〜七四九年)の創建。
 天平年間、此の里に住みし郷士の霊夢に八神現れ「我等は禁中に鎮り朝廷を守り奉る神なり。 心住よき吉国の里なり。此の処に社を立てて祭らば、此の郷の栄を守り申すべし。此の処より辰の神の島の潮より八尺の下に石あらば我霊として祭るべし。」 との託宣があり、驚き、里民と計り此の岡に社を建立し神事を飾り迎へ奉ると云う。
 大宮司は潮を浴び、身を淨め、海中に入りしに御教に違はず玉の如き神石を得て神篭に乗せ行列を正し音楽をして帰る途に神馬足埋まりて汗を流し動く事出来不。

福岡県神社誌には摂社の木實神社が紹介されている。平成祭礼データには記載がない。
 福岡県の木實神社は以下の通り
  田川郡糸田町382 木實神社「五十猛命」
  浮羽郡田主丸町大字殖木418 木神社「句句廼知神」
  京都郡犀川町大字大熊字平治原798 木實神社「天御中主神」
  京都郡苅田町神田町1-29-3 木實原神社「保食神ほか」
  京都郡勝山町大字松田字所田1144 木ノ宮神社「伊弉册命、火産靈命」
  山門郡瀬高町大字下庄司 野 木玉神社「句句廼知神」

 木實神は自然神に近い形なのであろう。句句廼知神から五十猛命へと人格化が進んでいるように見える。 そこに北辰信仰などが混ざってきているようだ。


八社神社本殿と木實神社(左側)



お姿
 前田の清地神社がら長狭川沿いに、吉国の八社神社、長音寺の清地神社へと続いている。

お祭り

  10月20日 2日間 二十日恵美須祭


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