環状列石 英国ストーンヘンジ
英国 ストーンヘンジ
near Amesbury Wiltshire SP4 7DE
www.english-heritage.org.uk
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建設時期
直径約100mの土盛は紀元前1900年頃に造られた。土盛の内側に一周56個の穴が開けられていた。オーブレーの穴と呼ばれる。5時の方向に塚(サウスバロー)、また11時の方向の塚はノースバローと呼ばれる。
塚はなくなっているが、4時と10時の方向にも塚があったようだ。
10時から4時を結ぶ線は、夏季の月の出の最南を示し、逆は冬の月の出の最北を示している。18.6年に一度回ってくる。3倍すると56年、穴の数となる。塚は月と太陽の動きの限界を示している。
紀元前1600年頃には石組ができていたとされる。25〜50トンに達する巨石が82個、中心を取り囲む2重の同心円上に置かれた。内側は半径11m、1.8m間隔に、外側は半径15m、等間隔に30個置かれている。西側に未完成な部分がある。
ストーンヘンジはロンドンの西南西約150kmにある。
入り口は北側。
磁石を出して方向を見ようとしても、いささか狂う所があるようだ。
北西から
ストーンヘンジの石組みの直径は外側が約40m、内側は22m。
一周できる道がある。北西が石組に一番近く、中心まで約20m。
一時間程度で、ストーンヘンジを眺めて一周することができた。石組みの中には入れず、外からの見物。
太陽と月の動きをシュミレーションして、日食・月食を予測するようだ。
古代ギリシャのアリストテレスは、宇宙の動きを説明するべく、地球を中心とする透明な56個の同心球を想定した。これは惑星の逆向きの動きをも説明するための同心球のことで、スト−ンヘンジの56個とは偶然の一致。
ストーンヘンジのオーブレーの穴56個は、19+19+18の意味があり、月の動きはメトン周期という 18.61年 があり、同じ場所に月が昇ってくる。ストーンヘンジで起こる月食現象は56年ごとに繰り返す。
食の予想についての神官の態度は、起こると言って起こらなくともいい。祈祷で禍を避けたとでも言い逃れができる。しかし、何も言わずに起こってしまうと、致命的なことになる。無能・役立たずということ。古代中国の天文学者の羲氏と和氏の兄弟は、紀元前213年10月22日の日食を見逃したために即時に処刑された。
南から
ストーンヘンジの輪から20mほど離れてヒールストーンと言う石が立っていろ。夏至の日の出の場所を示している。日本の場合、周辺の山の頂上などを利用して環状列石を作るのでしょうが、ここの周辺には山がなく、このような石が必要だったのでしょう。地平線からの日の出や月の出を直接確認できるメリットがあった。
東南から
一周できるように柵が張られている。5月、草むらを歩く。気持ちがいい。
所々に番号を印したものがある。入り口で借りた機器にその番号を入れると、そこにちなんだ説明が流れる。ありがたいことに日本語バージョンもあり。
ストーンヘンジの輪から20mほど離れてヒールストーンと言う石が立っていろ。夏至の日の出の場所を示している。日本の場合、周辺の山の頂上などを利用して環状列石を作るのでしょうが、ここの周辺には山がなく、このような石が必要だったのでしょう。地平線からの日の出や月の出を直接確認できるメリットがあった。
北東から
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