青草 名草戸畔物語 「軍至名草村。則誅名草戸畔者。」
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[2123] Re[2122][2120]: 青草名草史5 付録 神奈備 | 2006/05/20(Sat) 17:36 [Reply] |
サン・グリーン さん、ありがとうございます。 名草戸畔については、ある女性研究者の方が大学の先生の職を辞した後、故郷で研究するとの話を聞いたことがあります。それが、力侍神社をベースに調査にかかるとのことで、当時はもうひとつ意味がよく分からなかったのです。 ところが、この前、和歌山の図書館で時間をつぶしているとき、ある書籍に力侍神社の祭神が麻為比売命とされているとありました。 麻為比売命とは名草郡の式内社に麻爲比賣神社があり、この神社の祭神だとであることはまちがいのないところと思われます。力侍と麻為比売、この組み合わせは天岩戸開きの手力男神と天鈿女命を想起するのですが、名草戸畔との関連はこのお話では見えて来ません。 端的に言えば、名草戸畔は力侍神として祭られたのか、麻為比売として祭られたのか、ここは名草戸畔が男なのか女なのかに関わってきます。圧倒的の女説が多 い中、なかひらまいさん方の現地伝承調査ではそういう中でも男として伝わっているようなので、力侍神として祭られ、その伴侶か娘の巫女が麻為比売として祭 られたのかも知れません。 なかひらまいさん、平成の麻為比売として名草戸畔のご調査、よろしくお願いします。 力侍神社 http://kamnavi.jp/ki/city/rikisi.htm 麻爲比賣神社 http://kamnavi.jp/ny/tuhata.htm なかひらまいさん http://blog.livedoor.jp/nagusatobe/ |