神奈備にようこそ 仏教山を救え!


山陰自動車道は仏教山にトンネルを通さず、迂回させましょう。


出雲国 神名火山の一 仏教山

上記写真は http://www.enjoy.ne.jp/~hisasi/3-2.htm からの無断拝借です。


大和の神奈備山の三輪山を突き抜けるトンネルを掘るという話があれば大和の人だけではなく全国の人々が身の毛もよだつ程吃驚してしまうでしょう。

それから、その工事を中止させるべく全力を尽くすはずです。

但し、島根県人だけは素知らぬ顔をしているはずです。なぜなら:ー

今、出雲国出雲郡の神々の坐す山、祖霊の静まる山=神名火山=である仏教山のドテッパラに穴をあけようとする企てが進められています。

山陰自動車道を通すためです。どうやら国土交通省だけではなく、島根県までがそれを認めているようです。

島根県の観光パンフレットをご覧になったことがおありでしょう。「神々の国」をキャッチフレーズにしている自治体です。

山陰自動車道と古代史観光ゾーン図

島根県土木部『どうろだより』http://www.pref.shimane.jp/section/road/ からの無断拝借です。


その神名火山にトンネルを掘ることが進められています。

小泉改革の腰が抜けて止まっていた工事が進み出すようです。島根選出のAなる参議院のボスがからんでいるとか。

島根県は、国土交通省のは神をおそれぬ行為、神を侮蔑した行為を認めることで、他の県の人々を欺く行為を行おうとしているのです。

言うこととやることなすことの違いが極端な県が島根県だと全国に平然と宣言して居座る行為に見えてしまいます。

心ある島根県人よ! 立ち上がって仏教山への穴開けをやめさせて、山陰自動車道を迂回させましょう。


『出雲国風土記』から  

 出雲郡

 神名火山。郡家の東南三里百五十歩なり。高さ百七十五丈、周り一十五里六十歩あり。 曽支能夜社に坐す伎比佐加美高日子命の社、則ち此の山の嶺にあり。故、神名火山と云う。

注1:神名火山とは、斐川町神氷の仏教山 (標高 366m)

注2:曾枳能夜神社[そぎのや]「伎比佐加美高日子命」島根県簸川郡斐川町大字神永823
曽枳能夜神社 社頭掲示板から
曽枳能夜神社祭神、伎比佐加美高日子命、式内社である。
出雲風土記 神名火山の条に「曽枳能夜神社に坐す伎比佐加美高日子命社、即ち此の 山の嶺に在り、故に神名火山と云う」と見ゆ。
祭神 伎比佐加美高日子命は、この地方(キヒサの里)の首長神であり、出雲大神の 祀主である。
『古事記』垂仁天皇の条に見える「出雲国造の祖、伎比佐都美と同神であり同条に云う 「石クマの曽の宮」は当社である。


『古事記』中巻から
垂仁天皇 本牟智和気王(ホムチワケノミコ)

 その御子(ミコ)を率(ヰ)て遊びし状(サマ)は、尾張(ヲハリ)の相津 (アヒヅ)にある二俣榲(フタマタスギ)を二俣小舟(フタマタヲブネ)に作りて、 持ち上(ノボ)り来て、倭(ヤマト)の市師池(イチシノイケ)・軽池(カルノイ ケ)に浮かべて、その御子を率(ヰ)て遊びき。然るにこの御子、八拳鬚(ヤツカヒ ゲ)心前(ムナサキ)に至るまで真事(マコト)とはず。かれ、今高往(タカユ)く 鵠(ククヒ)の音(コヱ)を聞きて、始めてあぎとひしたまひき。
中略
かれ、出雲(イヅモ)に到(イタ)りて、大神を拝(ヲロガ)み訖(ヲ)へて還(カ ヘ)り上(ノボ)ります時、肥河(ヒノカハ)の中に黒き樔橋(スバシ)を作り、仮 宮(カリミヤ)を仕(ツカ)へ奉(マツ)りて坐(イマ)せたり。ここに出雲(イヅ モノ)国造(クニノミヤツコ)の祖(オヤ)、名は岐比佐都美(キヒサツミ)、青葉 の山を餝(カザ)りてその河下(カハシモ)に立てて、大御食(オホミケ)献(タテ マツ)らむとする時、その御子詔(ノ)りたまはく、「この河下(カハシモ)に青葉 の山の如(ゴト)きは、山と見えて山に非(アラ)ず。もし出雲の石○<石へんに 「同」>(イハクマ)の曽宮(ソノミヤ)に坐(イマ)す葦原色許男大神(アシハラ シコヲノオホカミ)を以(モ)ちいつく祝(ハフリ)の大庭(オホニハ)か」と問ひ たまひき。ここに御伴(ミトモ)に遣はさえし王(ミコ)等(タチ)、聞き歓(ヨロ コ)び見喜びて、御子をば檳榔(アヂマサ)の長穂宮(ナガホノミヤ)に坐(イマ) せて、駅使(ハユマヅカヒ)を貢上(タテマツ)りき。

注:青葉の山の如(ゴト)きは、山と見えて山に非(アラ)ず。もし出雲の石○<石へんに「同」>(イハクマ)の曽宮(ソノミヤ)  これは仏教山のこととされる。



ニュース日本海プラスから
http://www.city.izumo.shimane.jp/mayor/news/20011219.html

●2001年12月13日(木)のニュース●
●山陰自動車道のトンネル工事入札延期
山陰自動車道、宍道ー出雲間の最初の工事として計画されている、島根県斐川町の仏経山トンネルの入札が日本道路公団の事業見直しの影響で、延期となったことが13日開かれた、島根県議会の特別委員会で明らかになりました。
山陰自動車道の宍道ー出雲間は、平成20年までの開通を目指して、現在用地買収などが進められていますが、このうち斐川町の仏経山トンネルはこの区間の最初の工事として今月21日に入札が予定されていました。
しかし、構造改革に伴い来年度以降、高速道路への国費の投入がストップすることの影響で、この入札が延期となったことが12日、日本道路公団から島根県に報告されたということです。


山陰自動車道特別緊急要望について (建設事業部建設企画課)から
http://www.city.izumo.shimane.jp/mayor/news/20011219.html

 国の「聖域なき構造改革」に端を発して、高速道路建設への国費投入が中止され、この結果、日本道路公団によって仏教山トンネル2,986mのうち1,200mが本年12月に 着工される予定でありましたが、入札発注が突然延期され、同区間の見通しが全く立たなくなりました。
 このような状況の中、早期完成を待ち望んでいる全県民の要望を果たすためにも、山陰道の各期成同盟会(安来・益田間、宍道・出雲間)が一丸となってその実現を要望するため、下記のとおり特別緊急要望活動を実施します。
                      記
 1 要望日時    平成13年12月18日(火)、12月20日(木)
 2 要望先     (12月18日)
             日本道路公団中国支社
           (12月20日)
             国土交通省
             日本道路公団本社




●読売新聞のサイト●2月13日12:38)

http://www.yomiuri.co.jp/01/20020213ia01.htm

【工事発注凍結で道路公団総裁に「青木氏から電話」
日本道路公団の藤井治芳総裁は13日午前の衆院予算委員会で、同公団が一時、13件の高速道路建設工事の発注を凍結した問題に関連し、自民党の青木参院幹事長から問い合わせの電話があった事実を明らかにした。
藤井氏によると、電話は1月20日に青木氏から車中の藤井氏にあり、青木氏が「13件の工事を中止したそうだが、どういう理由、経緯なのか」と問い合わせたという。
その際、青木氏が、地元の「仏経山トンネル西工事」(島根県斐川町)について言及したかどうかについて、藤井氏は「その例として仏経山のことをおっしゃったかと思う」と述べた。
同公団が昨年末に財政難から13件の工事の発注を凍結したが、青木氏ら自民党議員が強く反発、その後、同公団は凍結を撤回した。
五十嵐文彦氏(民主)の質問に答えたもので、五十嵐氏は「青木氏から脅されて変更したのではないか」と追及、青木氏の参考人招致を求めた。

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