原田神社
豊中市櫻塚 its-mo
交通案内
阪急宝塚線岡町駅東側 能勢街道沿い
鳥居
祭神
素盞嗚尊、月神、日神、櫛玉命、稲田姫命
由緒
『大阪府誌』には、創建時は不詳とある。
天武天皇の時代、悪疫が大いに流行り、民が傷つき苦しんだという。 天皇、厄疫退除の詔勅を当社に下したところ、大いに効験があり、白鳳十二年、神宝、神鏡、素盞嗚尊御魂、獅子頭を奉祀し、是より大宮と称されたと記している。社頭掲示板にはこの時を以て創建としている。
大阪の地は市内上町台地先端近くに曾根崎があり、淀川を越えて曽根があり、その北側にこの神社が鎮座している。
銅鐸も近くから出土している所から見ると、いわゆる長髄彦の一族が旧淀川の両側をおさえていた所に曽根の地名が残っていると考えることが許されるだろう。その番所に祭られていた月神・日神であったと見ることが出来る。
また、この神社の立地はまた東に奈良地域の物部氏、西に穴太村の天日槍の秦氏に囲まれている要所でもあった。
拝殿
お姿
阪急岡町疫東側を蓋をするように鎮座、こんもりととした社叢と、正面の商店街の対比が面白い下町の風景を醸し出している。
神社周辺に琵琶型古墳が36個もあり、原田神社の神官は奉幣していたと言う。古鏡、曲玉が出土している。
境内の十二神社は延暦二(783)年の創建。
本殿 五間社流造
お祭り
10月 9日 秋祭り宵宮
10月10日 獅子神事祭しししんじまつり
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