桓武天皇が大鳥の原野で狩りを行い、日根の仮宮に泊まっている。「今行宮を御覧するに、山野の麗しく、海瀲も清くした・・」と詔している。
その後紀伊国の玉津嶋付近を遊覧し、雄の山道より日根の行宮に還る」と記録されている。これは熊野御幸ではなく、民情視察である。
古い王子社であり、1081年に藤原為房が二人の息子と熊野詣でをしている記録があり、存在は明らかであったが、これが最後の記録であり、1250年の御幸記が書かれた頃には廃絶していたようである。
日根王子は記録にある最も古い王子社であり、社殿、堂が備わっていた。現在場所は特定できていない。和泉国日根郡日根郷にあったと推定されている。
人によっては、日根王子は日根神社の付近と推定している。この場合古道は東の山側に近い道であったことになる。 前後にあたるはずの佐野王子は3km以上海沿いに位置している。新しい道が出来たのであろう。
とりあえず貝田王子と佐野王子の間にいれて紹介する。 別次元の王子社であったとするのが妥当だろう。
神奈備の日根神社
貝田王子、佐野王子、春日神社の地図
前の王子社、貝田王子
次の王子社、佐野王子
熊野古道 紀伊路 大阪府の王子社
熊野古道、九十九王子社
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